Resorttrust Rescuiting

新規開業座談会
#SPECIAL 07

2024年3月、リゾートトラストの新しい
完全会員制リゾートホテルが開業します
その名も、
「サンクチュアリコート高山 アートギャラリーリゾート」。
岐阜県高山市に位置し、飛騨の豊かな自然の中で、
ホテルと美術館の融合という独自の
コンセプトを形にしたこのホテルは、
リゾートトラストが目指す
「目的地になるホテル=ディスティネーションホテル」を
体現する新ブランド「サンクチュアリコート」の第1弾です。
また、新しいのはコンセプトだけではありません。
勤務形態について、オン/オフのメリハリのある勤務形態に挑戦し、
これまでとは全く違ったホテリエの働き方、
キャリアの実現を目指します。
今回は開業を控えるサンクチュアリコート高山の今を、
開業準備室のスタッフ4名に伺いました。※2023年7月現在
PROFILE
  • K.TAHARA
    クオリティ部門支配人
    K.TAHARA
    2015年入社。エクシブ蓼科で5年間勤務し、ブランドアンバサダーの第1期生としても活躍した後、2020年にホテル&ゴルフ本部 クオリティマネージメント部人材育成教育課へ異動。
    2023年4月にサンクチュアリコート高山の開業準備室に配属。クオリティ部門支配人として、ホテルのブランドを体現する人財の育成を担う。
  • S.INOUE
    宿泊部門支配人
    S.INOUE
    2015年入社。エクシブ京都 八瀬離宮に配属後、ブランドアンバサダーの第1期生としても活躍。2023年4月にサンクチュアリコート高山の開業準備室に配属。宿泊部門支配人として、運営オペレーションの決定や客室の家具や備品等細部にわたり確認及び決定を行う。
  • A.SHIODA
    業務部門支配人
    A.SHIODA
    2007年入社。東京ベイコート俱楽部の開業準備室に配属され、開業から11年にわたり勤務。その後、芦屋ベイコート倶楽部での勤務を経て、2023年1月にサンクチュアリコート高山の開業準備室に配属。業務部門支配人として、人事総務、経理、業績、営繕等の業務全般を担当し、現在は採用活動をメインで行う。
  • H.SAKAMOTO
    営業部門支配人
    H.SAKAMOTO
    1996年入社。エクシブ鳥羽&アネックス、サンメンバーズひるがのでの勤務を経て、2007年より名古屋営業所にて法人会員様を担当。2018年より法人S&M名古屋グループで勤務し、
    2023年3月にサンクチュアリコート高山の開業準備室に配属。営業部門支配人として、会員様の予約サポートや魅力訴求につながる企画立案、美術館関連の業務を担当する。
食、伝統工芸…飛騨高山の“地の魅力”を最大限に引き出し旅の目的地となるホテルをつくる1/3
食、伝統工芸…
飛騨高山の“地の魅力”を
最大限に引き出し、
旅の目的地となる
ホテルをつくる
食、伝統工芸…飛騨高山の“地の魅力”を最大限に引き出し旅の目的地となるホテルをつくる 画像
K.TAHARA K.TAHARA
リゾートトラストの新ブランド「サンクチュアリコート」の第1弾となるのが、この「サンクチュアリコート高山 アートギャラリーリゾート」です。これまでのホテルの付帯施設、例えばレストランや温泉といった従来の概念を打ち崩し、かつてミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで3つ星を獲得した旧飛驒高山美術館から受け継いだ世界中のアートの名品を展示する美術館が併設されています。ホテルの至るところにアート作品が配置されるなど、これまでにない非日常体験の提供を追究したホテルです。
S.INOUE S.INOUE
新ブランド名の「サンクチュアリコート」には「聖域の王宮」という意味があり、普段お客さまが生活されている都会の喧騒から離れ、別世界のプライベート空間の中で、今までにない新しいホテル滞在を体験いただきたい、という想いがこめられています。
A.SHIODA A.SHIODA
その上でキーワードになるのが「ディスティネーションホテル」です。ディスティネーションホテルとは、つまり「目的地になるホテル」。お客さまが「高山に観光に行くから、サンクチュアリコート高山に泊まる」のではなく、「サンクチュアリコート高山に泊まるために、高山へ行く」と思ってくださるよう、ホテルとしての魅力や価値を高めていくことは、このチームのミッションの一つでもありますね。
H.SAKAMOTO H.SAKAMOTO
非常に重要なテーマですよね。旅行する際の宿泊先としてではなく、ホテルそのものに訪れる動機をつくる上で、飛騨高山という立地を生かした「ここでしか体験できない」企画をいくつか考えています。例えば、高山の伝統工芸品を地元の職人やアーティストと共に1年間かけて自分の手で作るプログラムなど。年に数回の滞在を心待ちにしてしまうような特別な体験を、高山の地場産業とタイアップしながら提供することができれば、すごく魅力的なホテルになっていくのではないかと感じています。
S.INOUE S.INOUE
高山は観光資源が豊富で、木工細工、塗り物、焼き物が伝統工芸として有名です。地酒にも名酒が多い他、名産の桃、飛騨牛など、魅力の多い土地だと、高山出身の坂本さんから伺って実感しています。ここにリゾートトラストのホテルが加わることによって、元々あった土地の魅力を全国から訪れるお客さまに広く発信することができたらうれしいですよね。
H.SAKAMOTO H.SAKAMOTO
そういった高山の本来の魅力を生かした企画を模索している段階です。
オン/オフのメリハリのある勤務形態へ。新しいホテリエの働き方「高山モデル」の実現を目指して 画像2/3
オン/オフのメリハリのある勤務形態へ。
新しいホテリエの働き方
「高山モデル」の実現を目指して
オン/オフのメリハリのある勤務形態へ。新しいホテリエの働き方「高山モデル」の実現を目指して 画像
K.TAHARA K.TAHARA
今回、サンクチュアリコート高山で取り組む課題の一つに「中抜け」の廃止があります。フロントスタッフはチェックイン・チェックアウトのタイミングに、レストランでは営業時間に合わせて、中抜けを前提としたシフト制で働くことが一般的でした。この中抜けによる長時間の拘束は、リゾートトラストにとって長年の課題でもありましたが、サンクチュアリコート高山では、一人のスタッフが複数部署でマルチスキル化を図り、活躍できるように育成する「高山モデル」の実現に向けて、未知数ですがチャレンジしていきます。
S.INOUE S.INOUE
フロントはフロント、レストランはレストランではなく「フロントでの勤務後にレストラン勤務」といったように働くことで、中抜けをしないシフトが実現できますよね。そのための複数スキルの習得など、教育面では簡単ではありませんが、働くスタッフへのメリットも大きいです。複数の部署で務めたジェネラリストとしての経験があれば、どんなホテルでも幅広く活躍できるため、ホテリエとしてのキャリア形成にも有利です。他にも、さまざまな仕事を経験する中で、今まで自分が知らなかった自身の適性や得意なこと、仕事の面白さ、目指すものが見つかる機会にもなると思っています。
H.SAKAMOTO H.SAKAMOTO
一方で、極めたいことが見つかれば、その道でスペシャリストとして能力を磨いていく、という選択肢ももちろんあります。こういった多様な働き方を実現し、これまでとは違う観点でスタッフのキャリア形成に貢献するジェネラリスト教育に特化していることが、サンクチュアリコート高山で働くホテリエにとって魅力になると思っています。
A.SHIODA A.SHIODA
そうですよね。働き方が多様化しているため、どんな方でも働きやすい職場環境をつくりたいです。他にも、チェックイン・チェックアウトや、アートギャラリーへの入館などに最新のシステム導入を予定しております。働きやすい職場環境とシステム化を実現して、全国のリゾートトラストに広げていけるよう、今もさまざまな施策を模索しています。
開業準備室座談会 画像3/3
誰も経験したことのない、
想いを一緒に形にしていける
スタッフと出会いたい
開業準備室座談会 画像
S.INOUE S.INOUE
「高山モデル」をつくることもそうですが、何も決まっていない「ゼロ」の状態からの立ち上げは想像以上に大変です。ですが、こんなにも新しいことに出会う機会がある」と、今すごくわくわくしています。この開業は私にとってすごく大きなチャレンジですが、この先に自分の成長が描けているからこそ、大変でも前向きに頑張ろうと思えています。これから一緒に働くスタッフの皆さんも、ぜひどんなことにも前向きにチャレンジしてください。どんな環境に置かれても活躍でき、市場価値を自分で高めていけるスタッフに、一緒に成長していきましょう。
A.SHIODA A.SHIODA
サンクチュアリコート高山は、リゾートトラストにとって新ブランドで最初にオープンするホテルです。高山に訪れる全国のそして海外のお客さまに素晴らしいと言っていただけるホテルにしたいと思っています。このような可能性に満ちた場所を1からつくり上げられることに、私たち自身が魅力を感じて仕事をできていることが、何より楽しいですね。私たちもまだ分からないことだらけですが、スタッフの皆さんと、そしてホテルと一緒に成長していきたいです。
H.SAKAMOTO H.SAKAMOTO
これまで、試行錯誤を繰り返してきたので、ホテルの開業とは本当にチャレンジの連続だと感じています。だからこそオープンした時には他では味わえない達成感が得られると信じています。それはきっと、オープンした時にスタッフの皆さんと一緒に感じるものなのだと思います。サンクチュアリコート高山が目指す新しいホテル像を共に考えて、共に見て、形にしていきたいと思ってくださる方々と、この達成感を味わいたいと思っています。
K.TAHARA K.TAHARA
自発的に探究心を持って、成長していきたいと思っているスタッフと共に、サンクチュアリコート高山という場所でどんどん新しいことにチャレンジしていきたいです。さまざまな想いを持ったスタッフが集まり、その”想い”を一緒に形にしていくスタッフに出会えることを楽しみにしております。
座談会 画像